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『賢治島探検記』。。 [play]

すっかり間が空いてしまいました。
かなりだらーな生活を送ってます。

おとといに観に行きました。
実はウチ、小劇場自体行くのが初めてだったんです。
だからどんぐらいの客席でどんぐらいの舞台なのかなーとか全然知りませんでした。
で、着いて、中に入ってみると…。

せ、狭い。
ロビーがめちゃくちゃせまい(^▽^;)
というかこれはロビーというのだろうか。
ただの通路です、はい。
トイレをすませ客席へ。
パイプいすがなんともナイス。
そして、舞台が…
近けええええええええ!!
なにこれ、むっちゃ近いんだけど!
舞台も階段の段1つ分ぐらいしか違わないし、
舞台もめっちゃ近い。
ほんとに役者さんと目が合える距離。
もう触れそうでした。(さわっちゃいけませんよ)

『賢治島探検記』は、宮沢賢治の物語をいろいろアレンジして
舞台化するオムニバス形式といったらいいのでしょうか。
今回の公演では、「雪渡り」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「風の又三郎」
そして、「銀河鉄道の夜」をベースにした物語が展開しました。
ウチがなんとなくでも元のストーリーを理解してたのは、
「注文の〜」と「セロ〜」と又三郎だけでした。
又三郎はちょっと怪しいかも。
それなんで演劇自体は面白かったんですが、
小説を読んでいて、「ああ、ここはこー表現するのかあ!」
といったニヤリはあまり感じられませんでした。
「クロノス・ジョウンターの伝説」読んでなくて「クロノス」観た人もそんな感じなんでしょうかね。
特に印象的だったのは「セロ〜」。
セロそのものを坂口さんが演じていたのが面白かった。
んで、三浦さんが毎晩寝言でセロに(年季ネタで)「新しいセロ欲しいなー、あれ、古いし」
などのネタを連発してくれたのが面白かったw
「風の又三郎」はサイレント(だれもセリフを言わない)でした。
でも音楽がとってもよくって、又三郎の世界がすっごいリアルに感じられました。
やっぱここの演劇は音楽がすごいと改めて感じました。

オンデマンドで観た方はわかるんですけど、
これって大道具などが結構押さえられてるんです。
コンセプトが路上で上演することを前提にしているからなんですが、
これを観て思ったこと。

非常口向きだ…w
文化祭でウチらがやる演劇は、会場が教室。
客席も舞台も一つの部屋に収めてしまうのです。
だから、とにかく狭い。
そして、大掛かりな大道具が作れない。
去年2年ぶりにのキャラメルの劇をやろう!となったときに一番困ったのは脚本よりも演出。
セットをどうするか、この演出はどうやって変えて表現するか、
その辺のやりくりが非常に困るのです。
で、結局毎年舞台セットには時間をかけられない訳ですが。
『賢治島探検記』なら舞台セットがほとんど皆無なので
小道具を準備するだけで事足ります。
あとは演技を磨けばいいんです。
なによりウチらがやった「ケンジ先生」と宮沢賢治つながりっていうw
「探険記」が候補に上がってたらウチはこっちを選んだかもしれません。
ま、ケンジ先生なら歌、探険記なら楽器と音楽的な難関があるのは変わんないんですが(^▽^;)
音楽的困難はむしろこっちの方が上か…?w
サヌカイトとかどーすんだとか勝手に想像したりしてました。
とにかく、これ非常口でやったら面白そうだなーと思いました。
ま、もう高校を去る身なんで、だから?って話ですが。。


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コメント 1

masa

同意wwwこれはかなり使えるネタだよな。
じゃあ、明日頑張ってきまふ(^ω^)
by masa (2006-02-24 21:22) 

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